2007年7月19日木曜日

原発への懸念拡大と報道、欧米メディア

(ワシントン共同)新潟県中越沖地震で想定外の揺れに見舞われ、放射能漏れがあった東京電力柏崎刈羽原発に絡み、欧米メディアは17日、日本の原発の安全性や信頼性への懸念を一斉にに伝えた。AP通信は(世界最大規模の原発で、地震翌日に配管の損傷など多くの問題が発覚)と報道。(一連のトラブルや事故隠しに見舞われている日本の原発の安全性への懸念が広がった)とした。米CNNテレビでは地震直後に火災で黒煙を上げる原発の映像を繰り返し報道。微量の放射能を含む水が海中に漏れたことを取り上げ、米国国内では地震で原発や放射能が漏れたことはないとの関係者のコメントを伝えた。ロイター通信は東京電力が当初、放射能漏れはないとしていたにもかかわらず、海中への放射能漏れを16日深夜に公表したり、大気への放出の可能性を示す排気筒での放射能の検出を翌日公表したりした対応の遅れに焦点を当てた。

地球裁定、日本には17カ所の発電所と55機の原発が稼動している。地震により多くの問題点が指摘されているが、本質的には、企業側、管理する人の手により大きく変わると言う事を知るべきであろう。我々は時として外国メディアから、日本の事件のニュースを詳しく知る事がある。隠そうとする企業側、知ろうとするメディア、とかく、日本のメディアは企業に対し、もっとこのような事故隠しは追求していくべきであろう。なぜなら、企業経営人側はいかに重大な事故でも隠そうとする事が先に来るからである。安全は二の次であるらしい。

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