2007年7月13日金曜日

犬肉料理 論争再び、韓国ネット販売が引き金

夏ばて予防のスタミナ料理として、韓国人に人気があるのは犬肉料理。しかし、犬肉を取り扱う初のネット販売サイトが国内の猛反発にあって、今月、閉鎖に追い込まれた。これを機に(犬肉論争)が再燃している。ネット販売サイトは、代表的な犬肉スープ料理(補身湯)ポシンタンにちなんだ補身ドットコム4月、新ビジネスとして登場し、数百グラムから1頭分までの犬肉の注文販売を始めた。韓国では、1988年のソウル五輪の際、国際的な批判に配慮する形で、犬肉料理店は表通りから排除された。その後も、愛好家から根強い人気があり、韓国メディアによると、年間約200万頭が消費されるほどだが、犬肉を取り扱う店は裏通りにしかなかった。このため、犬肉が大量消費される夏場を迎え、新サイトの存在が知れ渡ると注文が増えたが(国のイメージが損なう動物虐待を許すな)といった抗議も、ネット運営者や管轄する自治体に殺到。業者は、7月始め、一応、自主的に販売中止に踏み切った。混乱の背景には、犬肉が韓国の食品衛生法や販売上の法規から漏れた(あいまいな存在)ということがある。犬肉を食品として管理するための法改正は、以前から求められているが、動物愛護団体など反対派の圧力で実現していない。犬肉愛好家と反対派の板ばさみとなって、行政は身動きできない。(なぜ違法ではないのに他人の商売に干渉するのか)(食文化だから守れといっても、(犬を食べていては)韓国は先進国になれない)同サイトの掲示板では、擁護派、反対派の激論が毎日のように続く。韓国伝統文化学校の崔公鍋教授は、両派の主張を眺めながら(食べたい人は食べ、食べたくない人は食べない。結局、それぞれの嗜好の問題で、是非を論議することは不毛)と論じる。物議を醸した当のネット業者は、今後も電話販売に転じようとするなど、その商魂はたくましい。
地球裁定、日本も鯨が、その昔食卓に並んだものだ。わずかながら、商業捕鯨を認められているが、食卓には並ばない。韓国の食文化とはいえ犬肉を食べるのは国際的にもイメージが悪い、法的にも規制がされる時期がくるであろう。

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