2010年10月9日土曜日

パンドラの箱が開いた。

1989年中国天安門に銃声が鳴り響き、戦車の車列がテレビに映り出される。中国でいったい何が起こったのか21年前に事件は起こった。ここ中国でも民主化の波が押し寄せて来つつも未だ進まない共産党一党支配、ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、2010年のノーベル賞を(中国における人権のため、長年にわたり非暴力的闘争を行っている功績)があったとして中国で服役中の民主活動家、劉暁波(54)に授与すると発表した。国際社会は即時釈放を求めている。一方で中国政府は(社会主義制度の打倒を企てた)として09年に逮捕し今年2月に懲役11年の刑を言い渡し東北部、遼寧省内の刑務所で服役している。ここで忘れてはならない人物が一人いる、趙紫陽氏だ、みなさんは覚えていますか、天安門広場で見かけた人物、この人物が何者なのか、改革、開放路線を真剣に取り組んだ人物、1987年~1989年までの元中国共産党中央委員会総書記だ、この事件の先頭に立って群衆に問いかけたが、失敗に終わり責任を取らされ失脚した。後2005年軟禁生活を余儀なくされ静かに逝ってしまった。しかし、今回のノーベル平和賞、私は感動しその手があったかと、はたして今後中国という山を国際社会は動かせるか注目し協力したい。ともあれ来年のノーベル平和賞をノーベル賞委員会に贈りたい。