2012年1月29日日曜日

振り込め被害12億円、直接訪問型相次ぐ。

昨年の千葉県内の(振り込め詐欺)被害は12億円を超え、全国ワースト3位だったことが警察庁のまとめでわかった。県警は首都圏に被害が集中しており、新たな対策が必要として摘発強化を進める方針だ。
悪質を通り越して何とかしなければいけないこの問題。まず第一に高齢者が狙われる。犯人像は20代~40代の男性が多いと思う。しかも、訪問販売営業経験がある人間。つまり飛び込み営業経験者だ。ああ言えばこう言うと機転が効く奴。
行政も手をこまねいているわけではない。今月4日には振り込め詐欺、悪質商法被害防止コールセンターを開設した。被害を感知すると、すぐにその地域に集中的に電話をかけて手口など知らせ、被害の拡大を防ぐ。また、犯人たちは、留守番電話に切り替わると電話を切るケースが多いことから、県警は在宅時でも留守番電話に設定しておくことも呼びかけている。ちょっと待てよ、これじゃー問題解決にほど遠い。

アイデアその1
地域、町会には必ず回覧板があるではないか、要するにこの問題に対してコミニュケーション不足である。ニュースも被害も知れ渡っていないので、回覧板の表紙に振り込め詐欺撲滅地域とし、対岸の火事でないことを教える。
アイデアその2
高齢者住宅には特にお隣さんが声を掛ける。
アイデアその3
振り込め詐欺用にステッカーを玄関口に張る。内容は(振り込め詐欺防犯地域)又は、防犯カメラ設置のステッカーを張る。
アイデアその4
知らない人が来たらモニター付きインターホンで対応、決して玄関を開けない事を徹底。

行政に一言、コールセンターから被害を感知するとその地域に集中的に電話をかけて知らせるとしているが留守番では意味がないではないか。高齢者には何時も、常に、頭に危機意識を持たせることが一番大事。そうしないとすぐに忘れてしまう。昨今の振り込め詐欺は振り込めではない。それはとても巧妙な訪問詐欺だ。しかも高額だ。犯人は銀行窓口で10万円を振り込みさせるよりも、高額な訪問詐欺を働いた方がいいに決まってる。とにかく近所付き合いが大事。この問題、日本だから起こる、外国ではありえない。