2012年7月30日月曜日

世界中に政治不信

日本は民主党から小沢一郎元代表のグループが集団離党し、同党が分裂した。
昨今の日本の政治は「決められない政治」と評される。超高齢、人口減少社会が到来し、このままでは国家財政が維持できないと分かっているのに、必要な手を打てないからだ。原発再稼働反対にしても、これ程多くのデモがあるにも関わらず政府は動かない。政治家たちは国の将来よりも己の将来を案じて行動しているのだろう。

香港では29日、中国国民としての愛国心育成を目的とする、道徳、国民教育科の小中学校への導入に反対するデモが行われ、少なくとも9万人の市民が参加した。シリア情勢はもっと深刻だ。「アラブの春」の経験から分かるように国内は戦争状態。

国際社会は、国連は、何をしているのかと疑問を感じる。欧米対中露という対立の構図が見えてくる。どの国のリーダーも口にする言葉がある「国益のためだ」と。

この絶望的な政治家たちに言いたい。
「いつか来た道をくりかえすな」と。