2007年6月5日火曜日

命がけ、

脱北者の家族4人を乗せた漁船が青森県の港に漂着した。濃霧に助けられて官憲の目を逃れ、北朝鮮の清津を出航したという。海が荒れればひとたまりもない、横幅が2メートルにも足りない小船である。一家は向こうで、一日おきにパンを食べるのがやっとの生活だったと話している。所持品のなかに微量の覚せい剤が見つかった。タコ魚で生計を支える20代後半の息子が自分で用いるためという。すさんだ暮らしが浮かぶ。核放棄さえ実現すれば(北)問題がすべて片が付く。そう楽観している国もある。
地球裁定、脱北者の声に耳をすまして、これから問題として取り上げたい。私も幼いころ漁師町で育ち、一度嵐で死にそうになったことがある。といっても所詮、瀬戸内海でのことである。日本海とは事情が違う、よくたどり着いたものだ。それだけ、北の情勢が逼迫している。貴方は、この生きるか死ぬかの状態に陥った経験をした事がありますか。

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