2007年3月20日火曜日

08年米大統領選(史上最高額両党で10億ドル超)の戦いに

民主、共和両党の新人同士の戦いとなる2008年の米大統領選は、両党候補の選挙費用が合計10億ドル(約1170億円)を超える見通しだ。04年の大統領選の約2倍で(史上最高額の選挙)になるのは確実。集金力が選挙の行方を左右するとみられ、各候補の集金合戦は早くも過熱している。2月末、民主党から立候補を表明していたビルサック前アイオワ州知事が、撤退を表明した。集金力不足が理由。連邦選挙委員会(FEC)のトナー委員は(選挙戦を生き残るには今年末までに最低1億ドルは必要)とみる。最初の試金石は各候補が4月15日にFECに提出する収支報告。有力候補の資金はこの時点で3000万ドルー5000万ドルに達し(数百万ドル台の候補は脱落する可能性もある)とトナー氏は指摘する。選挙費用の高騰の原因の1つは、多くの州が党の候補者を選ぶ予備選の日程を前倒ししたこと。指名獲得のカギを握る州の数が増えたため、各候補は遊説などに多額の資金をつぎ込み始めた。集金合戦ははや異常な位過熱している。イラク、アフガニスタンで多くの米人犠牲者を出している状況の中、ブッシュ大統領は追加派兵を決めた。きっと米で莫大な選挙費用をかけてしまうのも、イラク戦争を続けてられるのも、ブッシュさんアメリカの景気が良いからこそ出来るのです。それにしてもこの国はどこかおかしい。

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