2007年3月4日日曜日

株安の震源地、バブル続く

ずっと今まで上がり続けたんだから、たまには下がることもあるさ。
上海万博が開かれる2010年まではバブル崩壊なんて中央政府が許さないよ。欧米様式の古い建築物が立ち並び、第2次世界大戦前の租界時代の面影を残す上海の外灘地区。地元証券会社内に与えられた専用席で、大口の投資家、胡福建さんはこう語った。新聞販売などの仕事でためた10万元(約152万円)を元手に、04年春から本格的に株式投資を始めた。仕事も辞めて、この2年間は証券会社に通い続け、資金は200万元(約3040万円)に増えたという。
コツは暗号だよ例えば前日の終値の下1けたが4だったら翌日は下がる。簡単だろ。企業の業績?見たこともないね。自信たっぷりに語る胡さんの席には(次は何を買えばいい?)と聞きに顔なじみの投資家たちが次々に訪れ、携帯電話もひっきりなしに鳴る。いずれも100万元単位の資金で株を売り買いしている大口の個人投資家だ。胡さんのような、他に仕事をもたない個人投資家は股民(専業個人投資家)と呼ばれる。共通するのは、政府が株価を支えてるとの楽観論だ。300万元を運用している女性は(57)は2月27日には20万元損したけど、2日間で取り返した。市民がこんなに投資しているのは政府もわかっているから、これからも株価を上げてくれるでしょうと、危機感はない。
もう12~13年前になるだろうか、私が何度か中国、主に北京、青海、上海、他を訪問した時その当時はまだ税務徴収すら満足になかった事を思い出す。たとえばサービス業の店舗があったとしよう、税金をどのように徴収するかと言えばテーブルの数で税金を掛けていた位だった。この株式投資ブームを見て思い出す、(政府が株価を上げてくれる、企業業積なんて見ない)
どことなく懐かしい商法を思い出す。

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