2007年5月14日月曜日

建築士の良心 不可欠

規制緩和や減税措置などで多くの人が比較的、安価に我が家を手に入れた時代、それと引き換えに住まいの安全性のレベルが低下していた事実が今回の調査で突きつけられた。原因の一つは、安全の砦であるはずの構造設計者の技術不足や良心の欠如だ。耐震基準をぎりぎりクリアできるように、コンピューターの中で数字と格闘し、忙しさにかまけ、少々無理な設計もいとわない、、、、。国交省の再発防止策は間もなくスタートするが、建築士の質の向上という最重要課題が残っている。
地球裁定 この問題、日本人だけとは言えないが、どうだろう日本人は、疑ってかかる事をあまりしない人種だ。たとえば振込み詐欺の問題しかり、ヨーロッパ、アメリカ、他の外国でこのような事件が起きることは無い。日本では、住宅は一生一度の高額な買い物、問題が起きてからでは遅い。何事もしっかいり見る目を養おう。

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