2007年11月29日木曜日

坊や、かっかしないで打ちなさい

守屋容疑者の共犯として逮捕された妻の幸子容疑者は1970年に旧防衛庁に入り、装備局管理課(当時)に配属された。同省OBらによると、(気が利いて仕事もテキパキやる)と庁内でも評判で、その後は局長秘書も勤めたという。71年に入庁した守屋容疑者が同じ課に配属になって知り合い、75年、結婚を機に退職した。防衛省には、課長級以上の幹部職員の妻でつくる親睦団体(美鳩会)がある。幸子容疑者は、夫の出世に合わせ、局や本部ごとにある部会の会長などを務めたほか、夫の次官時代は現役職員会の会長も勤め、中心的な役割を果たした。同省幹部の間では、(明るく社交的。守屋さんの部下からの受けもとても良かった)(気さくな人)との評判である一方で、別の幹部は(派手で印象が強かった)とも振り返る。夫婦で接待を受けていた山田洋行関連のゴルフ場関係者によると、幸子容疑者の方が積極的にプレーを楽しみ、守屋容疑者はプレー中にミスショットで不機嫌になることも多かったという。そんな時、幸子容疑者は(坊や、かっかしないでさっさっと打ちなさいよ)とあきれたように言ってプレーに熱中していたと証言。(どちらかというと、奥さんが接待を受け、守屋さんが付き合わされているようにも見えた)という。
地球裁定、1990年代に元厚生省次官や旧大蔵省の中堅幹部ら官僚の不正が次々に摘発されたが、守屋容疑者の逮捕で、今なお官僚トップが関係の深い業界と癒着にまみれていた実態が明らかになった。不思議に思う事は、事務方のトップが長年に渡り業者との付き合いをしていて、部下、周辺は判らないものだろうか、防衛省の天皇と呼ばれていたそうな、注意しない、逆らえない、告発しない、から二度も三度もこのような事件が起きる。その体質が問題である。次は政界か、、、

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