2009年3月22日日曜日

北、米記者拘束認める。解放交渉予断許さず

米国人女性記者2人が北朝鮮軍当局に拘束された事件について、(17日、中朝国境地域を通じて不法入国した米国人2人が抑留された。現在、当該機関で調査中だ)と報じた。北朝鮮が拘束の事実を認めたのは初めて。米朝両国はすでに折衝に入っているが、今後、2人の釈放に向けた交渉が本格化していくとみられる。
地球裁定、
今回の事件は、核、ミサイル問題とは直接関係が無いとは言え、北朝鮮にとっては、オバマ政権との初の(直接交渉)の場となる。新聞見出しは楽観論である、北はどうやらミサイル(人工衛星打ち上げ)と引き換えの交渉カードを使うだろう。オバマ大統領にとっては自国の保険会社役員の多額ボーナス支給で国民から支持率低下の最中、頭の痛い問題が又一つ起こる。私はこの拘束された2人の記者がどのような活動、取材していたかが今後問題になると心配している。2人は、中国に逃れた脱北者の子供の生活や、売春を余儀なくされる女性の実態なども取材していた事から、これに北朝鮮当局が強く反発した場合、交渉が難航、長期化するとも考えられる。興味深いのはこの2人韓国系、中国系、の米国人であることに注目したい。大きな問題に発展しなければいいが心配である。

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