2007年12月12日水曜日

おなじモラル、

ズサンな年金記録問題の解決は、困難であることがはっきりした。厚生労働省と社会保険庁の責任は極めて重い。基礎年金番号に統合されていない記録漏れの(宙に浮いた年金)5000万件の全容が、初めて明らかになった。舛添厚労相は(ここまでひどいとは想定していなかった)と他人事のように言うが、厚労省、社保庁の責任をかみ締めるべきだ。
地球裁定、厚生労働省の薬害C型肝炎リスト放置にせよ、社保庁の入力ミスが原因の945万件は特定できない問題にせよ、今の日本政府は、国民をバカにしている。ほんとうにこれでいいのか、どちらも命にかかわる問題、どうしてこのようになったのか想像してみると共通点が見えてくる。まず役人、政治家は仕事に対する緊張感の無さ。紙台帳時代からコンピューター入力時代に替わった頃からも入力する時に判断しにくい、氏名や生年月日が目の前にあると、最終的には面倒くさくなるし、薬害C型肝炎リストにしても、倉庫から出てくるようでは、たぶん担当者は廃棄するには問題があるし、公表するには自分では判断つかないし、困ったあげくに倉庫入りになってしまった。大方こんなレベルだろう。国民あっての国であり、その前に人間である。政府自民党、野党も国民にこのような扱いをしていると国家が成り立たない時代がすぐくるかもしれない。

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