2007年8月30日木曜日

海賊事件、中東、アフリカ急増

(ソマリア沖に不審船、乗っ取りに注意)
国際海事局の海賊情報センター(マレーシア)が発する海賊情報の場所に変化が起きている。映画にもなった(カリブの海賊)はとうの昔になりを潜め、今の主流はマラッカ海峡を中心とする東南アジアだ。最近では中東、アフリカ、南アジアでの発生も急増している。同センターによると2006年の世界の海賊事件は前年比13%減の239件。国別で最多のインドネシア(50件)も前年より29件減った。一方、2位のバングラデシュは47件で同26件増加。イラクやアフリカ東部のソマリア周辺では2年前から大幅に増えている。スマトラ沖地震の打撃、マラッカ海峡の取り締まり強化などが背景にある。さらにはイスラム過激派やテロリストが海賊船を使って移動していると専門家は指摘する。海賊犯罪はナイフや銃による強奪が多く、凶悪化しているのも近年の傾向。06年は全世界で15人が殺害され、誘拐、身代金要求の事件も前年の13件から77件に増加した。
地球裁定、今、この地域での船舶は、自分の船は自分で守るしか方法が無い状態。大小無数にある島々から海賊を特定するのは非常に難しい。又、この地域が貧困にあえいでいる事も問題、漁民が生活のために海賊に手を染める人も多い、お互い船舶同士が情報交換し、警戒していかなければいけない。なによりもテロ集団の手に落ちたくない。

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