2007年8月9日木曜日

中国、行儀の悪さ、正せるか

(国家の演奏では起立しましょう)(観戦中は下品なヤジを飛ばしてはいけません)北京市と五輪組織委員会は、昨年度夏から(観戦マナー教育)強化に本腰を入れている。きっかけは、2004年8月サッカー、アジアカップ決勝の日中戦。中国人観光客は敗北に腹を立てて暴徒化し、日本大使館の公用車を襲撃した。中国人観光客の(行儀の悪さ)は世界中に知れ渡り、各国メディアから、(これで五輪が開けるのか)との声が次々に上がった。行列の割り込み、ゴミのポイ捨て、たん吐き、信号無視外国人の目には驚きの連続だ。儒教の祖、孔子を持ち出して礼儀の普及を目指す作戦も登場した。五輪本番まで1年。中国人の多くは自然に列に並んだり、たんを吐いたりしなくなるのだろうか。(中国人の礼儀に対する資質の欠如は、欧米列強の侵略から日中戦争、国内内戦、文化大革命など100年余りにわたっって社会の動乱が続いた激動の近視代史にも原因がある。
地球裁定、人間の資質とは長期的に安定した社会の発展の中で培われる。本当の意味での資質を身につけるには、少なくとも100年は必要だ。しかし、中国で五輪が開かれる事自体は、地球規模で考えると様々な環境改善に、世界平和につながる意味深い事である。

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