2007年8月10日金曜日

完全養殖 2代目マグロ

近畿大学水産研究所(和歌山県白浜町)は9日、大島実験場(串本町)で人口ふ化した親魚から生まれた完全養殖クロマグロの産卵、ふ化に初めて成功したと発表した。完全養殖の二代目マグロとなる。世界的にマグロの漁獲規制が強化される中、完全養殖による量産化に一歩近づく。人口ふ化を続けることにより(トロ)が多いまぐろなど品種改良も可能となるという。完全養殖マグロが7月に産卵した受精卵86万粒を陸上の水槽に移して飼育。ふ化した雑魚のうち9日現在で約2万尾が生存しており、8月中旬に海に設けたいけすに移して生育を続ける。近代水産研では1970年にマグロの養殖研究所に着手。2002年に人口ふ化による親魚が産卵、世界初のクロマグロ完全養殖に成功した。今回産卵、ふ化したクロマグロはその子世代。
地球裁定、今後20年~50年後に起きる食料問題、日本は(台所)食糧事情は深刻だ、食の安全と言われているが、自給率が低い日本、輸入に頼る意外なない日本、良いニュースではないか。

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