2007年8月27日月曜日

日本産コメ売り切れ、対中輸出1カ月

4年ぶりに中国向け輸出が再開された日本産のコメの販売開始から26日で1カ月。中国産の20倍以上という高額だが、北京では既に売り切れ、上海でも月内にはほぼ完売の見通しとなっている。出足は好調だが、贈答品のまとめ買い需要が多く、一般消費者への浸透は今後の課題。第一弾は(新潟県コシヒカリ)(宮城県ひとめぼれ)で合計24トン。7月26日に北京と上海で発売された。北京では今月半ばに完売、上海でも卸在庫はすでになくなった。発売前には在留邦人の購入が予想されたが、実際には中国人が中心で、50袋など大量にまとめ買いもあった。中国では(月餅)げっぺいや高級酒を人に贈る習慣があり、2キロで188ー198元(約2900-3000円)と高額なコメもギフト需要が先行したようだ。日本側は今秋の新米が出回るころに第二段の輸出を実現したい考えだが、中国側は害虫駆除の強化などを要求、メドはたっていない。
地球裁定、すでに中国は、グローバル的に世界の仲間入りを果たしている。来年オリンピックが成功すかどうかも試されるし、ほんとうの意味で、環境問題、食品衛生問題、も試されることとなるだろう。

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