有意義に過ごしたいフリーの時間
(働く意欲)を持つ一方、セカンドライフに向けた準備を始めている人も少なくない。完全にリタイアした後に20年間のセカンドライフがあるとすると、約7万時間の自由時間を持つことになる。自由時間とは、1日24時間から睡眠、食事などの生活上必要な時間を差し引いた時間を指す。7万時間と言ってもあまりピント来ないが、小学校に入学してから大学を卒業をするまでの総授業時間の3倍に相当する。もちろん個人差はあるだろうが、計算上では1日に10時間弱もの自由な時間が、思いのまま使えるのだ。趣味やスポーツなど、好きなことを好きなだけ楽しめるし、あるいは若い頃にあきらめてしまった夢にチャレンジするにも、十分な時間である。団塊世代の中にも、既に明確なビジョンを持ち、自由時間を設計している人は多い。だが逆にこうしたセカンドライフの準備がなく、この自由時間を有効に活用できないリスクを持つ人も存在している。明日のキーワード3、(住まい)について、
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