2007年3月3日土曜日

ところ変われば、ソウルから

(飲酒運転街頭で反省)
米韓の自由貿易協定反対、非正社員の待遇改善を、デモや集会が日常茶飯のように開かれる韓国。ソウルでは様々な示威行動す市民が毎日のように街頭に繰り出しているが、人道りの多い交差点などでちょっと変わったプラカードを掲げた人を見かけることがある。(一杯やったら、車は置いていこう)(飲酒運転は赤信号)実はこれ、飲酒運転で違反をした人たちが実施している社会奉仕活動だ。韓国でも当然、飲酒運転の罰則は厳しい。毎晩のように各所で飲酒検問が実施されており、軽度の酒気帯び運転でも百日間の免許停止処分と50万~100万ウォンの罰金が科せられる。免許停止期間中には、道路交通安全管理公団で4-6時間の教育を受ける義務もある。ビデオや講義を通じて飲酒運転がいかに危険かを違反者に教育しているが、警察署内で、違反者が自ら体験する現場教育も必要ではないか、との意見が浮上。正式には交通キャンペーン現場体験として街頭に立つ教育が2005年7月から導入された。違反者は一日四時間、二日なら格二時間ずつ街頭に立つ。警察官が常時チェックしているのでさぼれない。プラカードを掲げて交差点に立った違反者の一人は(周囲の視線を感じてとても恥ずかしい。飲酒運転はもう絶対にしない)とつぶやく。強制ではないが、通常の講義と合わせて受けると免許停止期間が50日間までに短縮されるので、違反者のほとんどが参加する。ソウル中心部にある鐘路警察署の李春鐘係長は、現場体験教育は再発防止へ大きな成果を上げていると話す。ちなみに同警察署内では05年に1200件に上った飲酒運転の違反者数が、06年は900件まで減少したという。
飲酒運転による事故が多い日本では、罰則規定が余りにも軽い。、先日も恥ずかしいよ、ゼネコン社長と、コメントを書いたが、
日本も、この恥ずかしい罰則規定を、飲酒運転に限らず取り入れようではないか、皆さんどう思いますか。

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