2007年4月2日月曜日

日本、統一選挙戦の中、候補者は、

たとえば、2001年9月11日、ニュウヨークの世界貿易センタービルに航空機が激突したとき、ブッシュ米大統領はフロリダの小学校で、子供たちと授業に参加していた。米国の政治家は、頻繁に学校に訪れる。横江公美さんは著者、(判断力はどうすれば身につくのか)の中で、そんな姿勢に日米の民主主義の質的な違いがある、と書いてある。子どもたちの質問や好奇心に答える。政治家だけではない。マイクロソフトのビル、ゲイツ会長などビジネスの成功者も同様だ。学校や地域、メディアが討論の機会を提供する。有権者になった時、自分の考えを決めるための力が磨かれるという。翻って日本では、どうか。マニフェストが導入され、欧米並みに政策中心の選挙にしようという試みは続いているが、(連呼)や(お涙頂戴)といった選挙戦術が、まだまだ幅を利かしている。県会、国会議員の父を持ち、選挙が日常だったという横江さんは(米国流に子どもの頃から候補者の主張や政策を見極めるコツをつかめるよう教育をすることが、政治風土を変える処方箋の一つになる)統一選挙のさなかである。身近な選挙で候補者は何を焦点としているのか。だれに投票すべきか。有権者としての、学習度、を自己診断してもるのもいいだろう。中でも千葉7区、定員7、立候補者7名、無風である。どうしてこうなったのか考えさせられる。街は静かなもんだ。

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