地球温暖化に伴う海面上昇により、国土が水没の危機にひんしている太平洋の島国キリバスのアテノ、トン大統領(55)は本紙と会見し、(我が国が早晩、海に沈むだろう)と明言。国家水没を前提とした上で、国民の脱出を職業訓練などの形で側面を支援するよう、日本など先進国に要請した。小さな我が国には海面上昇を防ぐ手立てなどなく、どうしょうもないと述べた。国際社会の取り組みについても(温暖化は進んでおり、国際社会が2013年以降のポスト京都議定書の枠組みなどで今後、どんな決定をしても、もはや手遅れだと明確に悲観論を展開した。また大統領は、温暖化に伴う海面上昇について、国民の平穏な生活を奪う(環境テロ)と強く非難。京都議定書に参加しない米国、オーストラリアを名指しで挙げ、我が国は存亡の危機にひんしているのに、高い経済水準を保とうとしており、極めて利己的だと批判した。大統領は、10万人近くに上る国民すべての移住計画を、政府がすでに本格的に検討していることも明らかにした。大統領は、受け入れ国で人気のない職業でも構わない。環境難民ではなく熟練労働者として移住させたいと希望を表明。そのためには、まず、キリバス国内で職業訓練や語学習得を行なう必要があるとして、日本や米国などに支援を訴えた。
地球裁定、この地球上で、戦争、テロ、紛争、を除いて人間が生きていく上で、もっとも悲しい出来事が起きている、温暖化による島々が水没危機に直面しているという事。だいたい我々はキリバスがどこにあるのかも知らない人も多いし、私とて詳しくない、ハワイはよく行くが、キリバスは行ったことがない。まず、アメリカ、オーストラリア、この両国が京都議定書に参加することから始めたい。もはや、一国の問題ではないことは明確だ、両大統領に言いたい地球レベルで考えて行かないと、国益ばかりにとらわれると、真のリーダーとはいえない。又、温暖化の一つの原因はイラク戦争が要因になってることも、又、その余波でオーストラリア西部は深刻な水不足に陥っていることを知るべきだろう。
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