脳梗塞を起こすと、言葉がわからなくなったり、うまく話せなくなったりすることが少なくない。失語症と呼ばれる言語障害で、家族とのコミュ二ケーションもとりにくくなる。千葉、柏たなか病院の言語聴覚士、道関京子さんは、(手など体全体を使って自然に言葉を覚えてもらうことが大切です)と指摘する。失語症になると、どの人も読む、聞く、話す、書くすべての機能が落ちますが、特に落ちている機能によって五つのタイプにわかれます。例えば、聞いて理解はできるけどうまく話せない人は。運動失語症いうタイプです。理解したり、読んだり書いたりすr力も落ちていますが、話す能力が最も落ちています。このほか、うまくしゃべることはできるのですが、人が言っていることが理解できない感覚性失語、人が言ったことを復唱できない伝道失語、話すことはできるのですがコップやコーヒーといった名詞が出てこない健忘失語、脳の損傷がひどくて読む、聞く、話す、書くという機能が完全に失われた全失語というタイプがあります。
訓練方法は様々聴覚士の診断を
まひの伴わない失語症の場合、認知症と間違えられることもある。言語障害が起きたらリハビリテーション科に言語聴覚士がいる病院に行って診断を受けないと脳梗塞を放置することになりかねない。ただ、言葉の回復訓練をする言語聴覚士は、手足のまひなどの機能訓練をする理学療法士や作業療法士に比べて数が少なく、リハビリ科に言語聴覚士がいない病院もあるので注意が必要。言語の訓練には様々な方法があるので、本人が希望する訓練をしてくれる病院を選ぶ方がよい。
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