足が悪く、5階まで上がれない。一刻も早くエレベーターをつけてほしい。ある住民管理組合に届いた手紙だ。(年金暮らしで工事費が出せない)(住み慣れた場所に最後までいたい)という声も多い。住民の考えも十人十色でまとめるには難しい。
老朽マンションの住民は高齢者が多く、資金などの問題でおいそれとは建て替えできない事情もある。しかし、老朽化した建物を放置すると地震などでの危険性は高まり、地域も活力を失う。(マンションの高齢化時代)は確実に迫っており、円滑方法などで不十分なら国は早急に新たな対策を取り組む必要がある。
地球裁定、以前にも書いたが、日本という国は建築技術は世界的に見てもトップクラスである。地震はあるにせよ、なぜ30年~40年築位で取り壊さなければいけないのか、ヨーロッパ圏は100年~200年位の築年数は一般的である。都市計画も、建築技術も、100年200年という年数で考えなければ、一世帯で高齢になり建て直しを迫られる。どこかおかしい。
国も、2世代3世代を考えて進めるべきだ。建物も生き物だ、メンテナンスをしっかり行なえば、十分寿命は延びるし、愛着も生まれると言うものだ。
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