2007年5月20日日曜日

ネット検閲 25カ国で

米ハーバード大や英オックスホーフォード大など4大学研究者グループは18日、中東、アジアを中心とする25カ国で政府によるインターネットの検閲が行なわれているとの調査結果を発表した。中国、イラン、ベトナムなどは政治的、社会的双方の分野で問題のあるサイトを検閲し、接続を遮断しているという。調査は各国の協力者と連携し、41カ国、地域で実施された。この種の本格的な調査は初めてで、インターネットの普及とともに政府による検閲が広がっている現状が浮き彫りになった。
調査によると、韓国は、多くが日本で開設されている北朝鮮関連サイトだけを検閲遮断している。サウジアラビア、オマーンなど中東諸国では宗教的内容での検閲が目立った。ロシア、イスラエルでは、予想に反して検閲は確認されなかった。北朝鮮とキューバは調査対象から外された。
地球裁定 検閲している国に対し、これからの時代、政治的、宗教対立を乗り越えて、日本が世界で一番の長寿社会であるように、どの国の人も平和でありたいと願うはずである。

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