2007年5月18日金曜日

外国人労働者 制度疲労は明らか

現地の派遣会社に払う多額の保証金を借金で工面して来日したものの、就労先の手当や賃金は、時給300円前後、逃げ出したいが、途中で帰国すると保証金が戻らないので我慢するー。研修、実習生らの取材で、こうした悲惨な境遇に置かれているケースを何度も聞いた。日本政府は、外国人の単純労働は受け入れないという大方針を掲げてきたが、外国人労働者の支援団体などは、(制度の手直しだけでは限界。廃止すべきだ)と指摘する。いずれにせよ、制度疲労は明らかで、早急かつ抜本的な見直しが求められる。そのためにまず、関係機関による実態把握が急務だとしている。
 

0 件のコメント: