2007年11月18日日曜日

この国はどこかおかしい、(産婦人科編)

産科医不足の深刻化に伴い、昨年4月以降に出産の取り扱いを休止した病院が、全国で少なくとも127か所に上ることが読売新聞でわかった。出産を扱う病院がこの1年半で約1割減ったことになる。休止は、地域医療の中核を担う総合病院にも及び、お産の(空白地帯)が広がっているほか、その近隣の病院に妊婦が集中し、勤務医の労働環境がさらに悪化する事態となっている。主な休止理由は、1、医師不足に伴い、大学医局からの派遣医を引き揚げられた。2、労働条件悪化を理由に、勤務医が開業医や(お産を扱わない)婦人科に転身してしまい、その穴埋めができない。3、産科医不足対策の一環で、近隣病院に産科医を集約化することになった。など、お産の空白地域が広がった結果、県内11にある2次医療機関のうち、出産できる病院が一つもない医療圏がある(愛知県)ハイリスクの出産では2時間かけて救急車で搬送するケースがある(岩手県)と言った状況が生じている。
地球裁定、一昔はこのような問題は無かった。お産は安全だし、どこの産婦人科に行ってもお産がたいてい出来た。医師不足と言うだけでかたずけられない問題がある。病院側、医師側に問題が大きい、今やお産は安全なものではないのだ、出産に伴う医療事故が起きると訴訟問題になるし、医師の待遇の問題が大きいし、抜本的に国は考え直さないと、解決できる問題ではない。時にフランスではこのような問題は無い、地域ごとに医療機関がしっかりね根づいているし、なによりも個々に往診に来てくれる、もちろん夜間でもOK、根本的には医師の報酬が大きいし、患者さんをいかに治すか完治させるかに掛かっている、すなわち治せば給料が上がるシステムになっている。日本でみられるように(救急車の搬送)による患者のたらい回しなど起きようがない。国違えばここまで違ってくる。フランスでお産を薦めたい。

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