2007年7月24日火曜日

新潟の地震被害1,5兆円 県(中越)の半分と試算

新潟県は23日、新潟県中越沖地震による県内の被害額が1兆5000億円にのぼる見通しと発表した。2004年の中越地震の被害額は3兆円と試算しており、その半額になる。このうち7000億円は、東京電力柏崎刈羽原発が来年3月まで操業停止すると仮定した上で算出しているという。県によると、被害額は、工場被害や観光地への風評被害などの商工関係が3000億円、住宅地や宅地への被害は2000億円と試算している。道路や鉄道などのインフラ関連は7百億円、電気、ガス、などのライフライン関連は100億円と見込んでおり、中越地震でそれぞれ1兆2000億円、1000億円としたのに比べて少ない額にとどまる。
地球裁定、昔から日本列島は地震の多い島と言われている。今の日本は科学的に地震のメカニズム解明、又、地震の大きい、小さい、又、いつどのように地震が来るか(緊急地震速報サービス)まで解明できている。システムは世界でも地震に関しては類を見ないほど進んでいる。しかし、残念なことにこのすばらしいシステムがあってもなかなか生かせないでいることも事実。刈羽原発にしても、東京電力の情報開示がいかに遅れて、後手後手に回っているかお判りだろう。人間はいかにおろかな動物かがわかる、東京電力社員に(供給する側に)任せていたら、今後取り返しの付かない事態になるだろう。

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