ミャンマー国営テレビは5日の夜のニュースの中で、自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン、サン、スウチーさんと同国を訪れた国連のイブラヒム、ガンバリ事務総長特別顧問が面会した映像を短時間流した。同国消息筋によると、軍事政権の厳しい統制化にある国営テレビでスーチーさんの映像が流されたのは2002年依頼。国営テレビは同じニュースの中で、ガンバリ氏と軍政のチョー、サン情報相らとの会談も30分以上にわたり詳報した。軍政側が(デモ制圧)など治安維持はどの国もやると主張したのに対し、がんばり氏が(治安は警察の仕事)軍が発砲し、デモを弾圧したのは受け入れられない)と反論する場面も報じられた。軍政の立場を一方的に報じるだけの国営テレビがこうした反論を流すのは異例だ。軍政はデモ弾圧後、スーチーさんに条件付で対話を提案するなど柔軟な姿勢をアピールしている。国連安全保障理事会では同国情勢が討議されており、国営テレビの報道で、この姿勢を強調する狙いがあるとみられる。
地球裁定、(反ミャンマー軍政 )各国でデモが起きる中、ロンドンでは1万人集会が行なわれた。では日本ではどうだろう、悲しいかな日本人犠牲者が出たと言うのに、この静けさはなんだろう、無関心で他人事のようだ。日本政府も一応ミャンマー政府に対し事件解明を求めているようだがあてにならない。救いなのは国営テレビが事件報道を流して、軍政とスーチーさんとの対話の用意があるとしたことだ。日本人よ長井健司さんらの犠牲者を無駄にしてはいけない。
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