2007年6月21日木曜日

中国のC02排出、米抜き世界最大

オランダの政府系環境機関МNPは19日、中国が2006年に米国を抜いて世界最大の二酸化炭素(CO2)排出国になったとの推計を発表した。中国は62億トンで米国の58億トンを約8%上回ったとしている。同機関は石油メジャーの英BPによるエネルギー統計や米地質調査のセメント生産統計などを基にCO2排出量を計算。中国のCO2排出量が米国を上回るにはあと数年かかるとの予測が多かった。中国が温暖化対策で果たす役割を巡り改めて論争を呼びそうだ。同機関は推計に航空機運行時の排出量や森林伐採の影響などを含んでいないが、これらを加えても(世界最大であることは変わらない)とみている。
地球裁定、京都議定書による各国による排出量売買がビジネスになるようでは、世も末、中国と言う国ギリギリにならないと、腰を上げないのも事実。その時を待っていたのでは、地球がますます温暖化になり、世界全体の利益が失われる事を知るべきであろう。

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