2007年6月22日金曜日

夫婦の時間

各種アンケートの結果を企業が送ってくださる。そのつど興味深く拝見しているが、長く保管する資料はそう多くない。シチズン時計(夫婦の時間)はいまも手もとにある。2年前の調査で、全国の夫婦200組に(1週間で最も心地よい時間)をたずねている。回答の最下位は夫が(土曜の午後9時)、妻が(月曜日の午前10時)であったという。なるほど、私の姿が消える休み明けが心地よいの、ほほうーと、すねる人はいまい。(そんなもんさ)と達観する人、(どこの家も一緒だね)と妙に安心する人、夫の感想はそこらあたりだろう。答える時刻に多少の食い違いはあれ、どこかに(心地よい)と感じる時間があるならば贅沢は申すまい。昨年の同じ月を上回ること6%、4月の離婚件数が急増したと言う。離婚後に夫の厚生年金を夫と妻とで分け合うことの出来る年金分割制度の申請が4月から始まった。新制度を待って離婚を切り出した妻も多くいたとみられる。(赤い糸夫居ぬ間にそっと切る)という現代川柳があるが、切った糸の断片を見せられる瞬間はなかなか心臓に悪かろう。エレベータやジェットコースターに限らず、結婚生活も日ごろの点検が大切と聞く。(やっぱり、君もあれかね、月曜日かな)と、家庭のアンケートでもしてみますか。
地球裁定、仕事第一、亭主関白、男子厨房に入らず、などなど、世の男性諸君これじゃー妻も別れたくなるわな、反省しても遅いよ、ジャン、ジャン

0 件のコメント: