2007年2月27日火曜日

企業不祥事

(不祥事は、増えたのではなく バレタのよ)
第一生命保険が公募している(サラリーマン川柳)にこんな一句があった。
事件や事故などの企業不祥事は今に始まったことではない。ただし時代は変わった。不祥事が発覚した後の対応を誤れば、たちまち会社の存亡にかかわるようになった。賞味期限切れの牛乳うを使った洋菓子を出荷すなどしていた大手菓子メーカー、不二家が格好の反面教師となる。同社は社内調査で問題を発覚しながら公表せず、マスコミから問い合わせを受けて初めて記者会見をした。当初は責任をパート従業員に押し付けようとし、後で組織的問題であることを認めた。従業員から内部告発が相次いだ。ずさんな衛生管理の実態が五月雨敷式に後から後から明るみに出て、最終的に社長が辞任に追い込まれた。
対応のまずさが消費者や販売業者の怒りに油を注ぎ、創業97年の老舗は自力再建をあきらめ、同業の山崎パンの支援を仰がざるえなくなった。(逃げるな、隠すな、嘘をつくな。広報とは危機管理と心得るべし)
記者会見は一度は開かなければならない。ならば、すべてを公表して一度で終わらせよう。下手に隠したり、嘘をついたりするから、いつまっでも新聞に続報がでる。

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