急拡大するイスラム金融の資産規模が2010年には110兆円に達する見通しとなった。原油高で中東産油国のマネーが膨らむ一方、イスラム圏でインフラ整備など資金需要が旺盛なためだ。イスラム教は不労所得である預金利息を禁じており、イスラム金融は主にイスラム圏で実施されるリスクのある投資からの利益分配を基本としている。欧米に続いて日本の金融機関もイスラム債権の引き受けなど乗り出している。
地球裁定、アメリカがサブプライムで揺れて、さらに今、原油高で世界が苦しんでいる中、アラブ世界はオイルマネーで沸いてオイルマネーの投資先が世界へと流れ込んでいる。しかし、まてよ、よく考えるとどこかおかしい事にきずく筈、地球温暖化と世界が叫ぶ中、おかしなことに、原油輸出国中東が温暖化対策にどこまで寄与しているかは伝わってこない。アラブ世界に一言助言をするならば、マネーゲームに走らず世界から人材や資本が集まるような環境整備が必要で壮大なプランではなく、地球温暖化にどれだけ貢献をしたかである。なぜならアラブ世界の未来を開く一つのカギが、技術開発であることは間違いないのだから。
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