2010年11月11日木曜日

空を飛ぶ話か、

平成9年6月私は中国新華社通信建設局部の幹部と面談、まだインターネットの幕開けともいえる時代、ノート型パソコンを片手に新華社を訪れこれからはインターネット時代が来る説明をしたが、それは、空を飛ぶ話かと相手にされなかった。まだそれよりも石炭を買ってほしいと頼まれる始末(笑)。丁度そのころ中国人スタッフを2名社員として雇い入れ一緒に一時期仕事をしていた。その頃の北京は北京西駅を建設中で開発がこの時期から東海岸中心に徐々進んでいるように見えた。中国は皆さんはご存知でしょうか、まだ外国人価格なるものが存在する。不動産を購入するにも遊園地に入るにも人民元と外国人入場料が違うしもちろん入口も別。今、日本では尖閣諸島沖の中国漁船衝突の撮影したビデオ映像が流失した事件で国内は大騒ぎ、実は中国国内でもユウチューブで映像が色々流れて政府は頭を抱えるしまつ。そしてこのグーグルを中国は締め出した。しかし検閲をすればするほどインターネット社会は抑えることが出来ない。新華社には当時の幹部はすでにいないだろうが、空を飛ぶ話はますます世界を飛び、ネット社会は日本も中国も国境などない事をこれからますます知ることになるだろう。

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