2010年8月30日月曜日

ミャンマー労働者240万人タイへ

軍政の抑圧で経済が困窮しているミャンマーから、仕事を求めて隣国タイに移り住む(労働移民)が後を絶たない。その数は240万人とも言われ、3分の2は不法就労とされる。タイは外資系工場の集積で労働力が足りず、ミャンマー人抜きではタイ経済が成り立たない(もたれ合い)の構造もある。就労者は、11月のミャンマー総選挙にも関心が薄い。不法就労の場合、身分は不安定だ。給料の不払いなども頻発している。それでもミャンマーには帰りたくない、仕事がなく、選挙はアウン、サン、スー、チーさんが立候補できないから関心ないし、どうせ何も変わらないからと、この家族の子供たちは朝から晩までエビの殻をむき、日給は日本円で約550円長男デンさん(23)は仕事があるだけマシだよと話す。今の自分に出来ることはと言うと何も出来ない無力さに腹が立つ自分がいる。

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