2008年7月1日火曜日

(今も家族の叫び声が聞こえる)環境難民、2050年2億人

ミャンマー、5月2日夜8時すぎ、急に家に水が入ってきた。妻と子が泣き叫ぶ中、あっという間に人の背丈の深さになり、全員のみ込まれた。真っ暗で、両手と手首に子供3人を抱きかかえ、必死にもがいた。子供たちは力尽きて流され、離れた。1人をやっと引き寄せたが、すでにおぼれて死んでいた。乳飲み子を抱えた妻はすぐ見えなくなった。泳いでるうちに手にした竹につかまり、夜明けまで耐えた。上陸時の最大風速は秒速54㍍、最大瞬間風速は66㍍に達した。死者、行方不明者の約6割がラブッタ地区に集中し、犠牲者の多くが子供と女性とされる。
地球裁定、
気候変動による自然災害激化で、人々の暮らしが脅かされている。7日からの北海道洞爺湖サミットでは、脆弱な地域を支える途上国支援や人々の命を守る国際ルール作りも重要なテーマとなる。としているがいつもの儀礼的挨拶だけはやめてほしい。途上国に具体的な支援を発表してほしい。それも緊急に手を打つべき。日本政府が25000人を動員しての洞爺湖サミット警備又、莫大な費用を掛けて行なうが、はたしてこの費用でどれだけの被災者が救えるか考えたことがあるか聞いて見たい。

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