2008年7月17日木曜日

アイルランドの奇跡

20XX年の東北地方。(法人税率が首都圏の三分の一)外資誘致を狙った州政府の税優遇策が効果を発揮し、一千社を超す外国企業が集積する一大産業拠点に育った。若者の域外流出が止まり、所得水準も首都圏に見劣りしない。絵空事に見えるかもしれないが、世界では実際に起きたことだ。東北と面積がほぼ同じアイルランド。法人税率が日本の三分の一程度という税負担の軽さを武器に外国企業を誘致した。1990年代に (ケルトの虎)と呼ばれるほどの急成長を実現。欧州最貧国のひとつから一人あたり国内総生産(GDP)世界4位の豊かな国に変貌を遂げた。住宅バブル崩壊が懸念されるが、18位に後退した日本とは対象的だ。
地球裁定、
日本ではまず無理だな、地方分権の進まない理由の一つとして挙げられる一番の欠点は中央省庁が激しく抵抗している。戦後親方日の丸の元でやってきた制度はとっくに崩壊しているにもかかわらず、未だに地方分権委譲しているが進まない。今日本は本当に燃料高騰、食糧自給率不足、経済全体が衰退している。私の故郷である瀬戸内海の漁師町は燃料高騰で漁に出ても採算が合わないと嘆く。バカな話だ。ガソリン税(道路特定財源)の税率を下げれば話は簡単、52%を掛けているガソリン税をそのまま続けていること事態ナンセンス。国民からこのガソリン税率を下げろと声が上がってこないのも又不思議。大きな政治力が必要だが、大物政治家が出てこないし、国民からみて政府に期待したいがこれが又期待薄、政治、経済活性化もどんどんと国民不在の時間だけが過ぎていく。

2008年7月7日月曜日

七夕は洞爺湖だけが騒がしい

地球法廷

不人気の首脳たち一同が集まる洞爺湖サミットが開幕した。米国、来年1月に任期を終えるブッシュ大統領支持率は過去最低の23%まで落ち込み、不支持率73%との差が50ポイントまで広がった。イラク戦争不支持率に加え経済対策でも不信感が広がっており、国民の大半が(米国は誤った方向に進んでいる)と答えている。英国、ブラウン英首相は欧州勢の中で最も深刻な支持率低下に悩んでいる。経済運営の力量を最大の売り物に就任したが、世界的な金融危機のあおりを受けて英経済は減速。首相の性格が(優柔不断)と受けとめられたことも炎いした。最近の世論調査では与党、労働党支持率は20%台に落ち、野党、保守党に10ポイント以上引き離された。フランス、昨年5月に就任したサルコジ仏大統領も昨年後半から国民の人気が急落、一時は支持率が30%台まで落ちた。前夫人との離婚、人気歌手カーラ、ブルー二さんとの結婚など、公務より私生活ばかりで目立ったことが不人気の原因。日本、議長国、日本の福田首相も、内閣支持率は20%台と低迷。

地球裁定

これほどまで不人気リーダーが集まるサミットはそうあるもんじゃない。そもそも先進国サミット会議の要件を満たしていない。地球温暖化対策、食料、燃料、人権、核問題と議論してもいったい何が決まるというのだろうか。地球全体人口比率で言えば14㌫にすぎないリーダーが集まり地球のあれこれ会議をしているようなもの。ましてや先進国のみが集まる会議なんてどう考えてもおかしい。グローバル化と叫ばれる時代に中国、インド、南米、この国々が参加していないのは問題、

2008年7月1日火曜日

(今も家族の叫び声が聞こえる)環境難民、2050年2億人

ミャンマー、5月2日夜8時すぎ、急に家に水が入ってきた。妻と子が泣き叫ぶ中、あっという間に人の背丈の深さになり、全員のみ込まれた。真っ暗で、両手と手首に子供3人を抱きかかえ、必死にもがいた。子供たちは力尽きて流され、離れた。1人をやっと引き寄せたが、すでにおぼれて死んでいた。乳飲み子を抱えた妻はすぐ見えなくなった。泳いでるうちに手にした竹につかまり、夜明けまで耐えた。上陸時の最大風速は秒速54㍍、最大瞬間風速は66㍍に達した。死者、行方不明者の約6割がラブッタ地区に集中し、犠牲者の多くが子供と女性とされる。
地球裁定、
気候変動による自然災害激化で、人々の暮らしが脅かされている。7日からの北海道洞爺湖サミットでは、脆弱な地域を支える途上国支援や人々の命を守る国際ルール作りも重要なテーマとなる。としているがいつもの儀礼的挨拶だけはやめてほしい。途上国に具体的な支援を発表してほしい。それも緊急に手を打つべき。日本政府が25000人を動員しての洞爺湖サミット警備又、莫大な費用を掛けて行なうが、はたしてこの費用でどれだけの被災者が救えるか考えたことがあるか聞いて見たい。