2013年7月19日金曜日

生きのびるか、死ぬか、北へ帰還した脱北者の現実

昨年末、定着していた韓国を離れ、再び北朝鮮へ戻り暮らしていた脱北者のキムグァンホ氏一家が、先月になって二度目の脱北を行い、中国吉林省の延吉市で公安当局によって逮捕、拘束されている。

一家の今後の処遇についてはもちろんのこと、北朝鮮へ再入国後の生活にも注目が集まっているが、一家が帰還した北朝鮮で厳しい生活を送っていたことが、北朝鮮内部の資料で分かった。

国連や国際社会は長い間この問題を解決できないでいる。自分の身内や家族であったらどうだろうか、いてもたってもいられないはずだ。一番の問題は中国の対応。一家を逮捕し送り返すとは何事だ。中国人よ世界から見たら恥ずかしいと思わなければいけない。また、世界第2の経済大国になったと自慢しているが、人権問題は最低であることを学ばなければいけない。

今中国が他にも大きな問題を抱えている。改革開放、バブル崩壊、人権問題。国際化社会に対し最初にすることは人権問題の解決。脱北者を逮捕し送り返すなどとはもってのほか。首脳部自ら早めに解決しないと、国内のバブル崩壊によりアジアの春旋風が起きるであろう。人権無視の国が国際社会の一員になどなれるはずがない。

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