2011年5月17日火曜日

1歩進んで2歩下がる。

大量汚染水に悩まされ東電は1歩進んでは2歩下がる復旧工事を繰り返している。現場で働く作業員には頭が下がるが、果たして工程表どうりにうまくいくのか。原発に頼り切っている日本は、今この非常事態を何が何でも乗り越えなければならず、先の事はとても考えられない状態である。多くの犠牲が出た被災地は一日も早く原発事故を収拾してほしい。国家とは何か、安全とは何か、日本は今、原点に返りエネルギー問題を真剣に考えなくてはいけないし、今稼働している原発も本当に安全なのか、これから作られる原発も考え直す必要性が出てきている。特に私の故郷である上関原発もその一つ、人口3500人足らずの過疎の村にも原発の問題で村が二分して、とても故郷に帰れる状態ではない。帰れば反対派の私にとって村八分になるからだ。それでも、こんなに大きな犠牲者が出てるにもかかわらず、国民のアンケートでどちらかと言えば推進派が、56パーセントあるとは驚き以外何者でもない。この国はいったいどうなっているのか聞きたい菅さん。

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