ペリカンが1羽海面でもがく。べっとりと全身を覆う厚い油。見開いた目だけがはっきり見える。岩の上では別の1羽が油まみれで突つ伏して動かない。力尽きたようだ。米南部ルイジアナ州沖のメキシコ湾で続く原油流失は、タール状の原油が沿岸部に押し寄せ、環境汚染が広がっている。なんとも最悪な出来事である。この問題、人間の傲慢な利益優先型経済が引き起きた事が原因、どこに水深1500メートルから原油をくみ上げ永続的に供給する事など出来ようか、いつかは起きる事が予測されたはず。又、対策は未だ見えてこない。おりしも、米国、オバマ大統領は地球上での核開発、原発を縮小すると又地球環境問題に取り組む事を優先すると宣言した。しかし、なんとも人間は自然に対し無力である事を証明した。この原油流失事故は今後何十年と代償を払う事になるだろう。地球が泣いている、
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