中国デモ、日系工場襲う、スーパーでも略奪行為、いつかやって来ると思っていたがとうとう来てしまった。2年前の尖閣諸島中国漁船衝突問題から始まり、先日、日本は尖閣諸島を国有化した。その結果、中国本土内の日系企業をターゲットにした暴動、略奪行為は40~50都市に波及した。
何も決められない日本政府はただ残念だと公式発表をするだけ。この問題、どことなく原発問題によく似ているところがある。政府は原発の最終処分場も決めないままに国内に50基もある原発を長年に渡り作ってきた。昨年の震災原発事故を経験してようやく目が覚めたのか、2030年には原発ゼロを目指すと言い出した。
尖閣諸島問題も長年に渡り放置してきた。この2~3年に中国が自国の領土と主張し始めると政府は慌てて国有化。政治とは何か、政治家の仕事とは何か、外交とは何か、中国で日系企業、邦人が狙われることが予測できなかったのか。はたまた日本はこの尖閣諸島を国有化する必要性がそもそもあったのか、私は何の意味もないと考える。なぜなら、すでに外国人による日本の不動産取得はかなり深刻な状況にあるからだ。東京首都圏、北海道、対馬を中国人、韓国人が水面下でどんどん取得している。外国人が不動産を自由に取得できる日本は隙だらけである。今後問題化しそうだ。とにかく今、選挙をやっている場合ではない。